アメリカの定番の焼き菓子に「バナナブレッド」があります。
「ブレッド」という名前ではありますが、イーストは使いませんし、所謂パンっぽさもないです。バナナを入れて作るパウンドケーキといった感じかな。
確か、スタバのメニューでも見かけたことがある気がします。
私は10年以上前にアメリカにホームステイした際に出会い、その時から作り続けています。
初めはホストファミリーの家にあったレシピを参考に、そこから甘さを調整したり、次は作りやすさを優先したり、少しヘルシーさを意識してみたり。
そして現在、2歳の息子と食べられるようにさらにレシピを見直してみました。
ざっくりレシピをまとめておきます。
ヘルシーなおやつが食べたい時のご参考になれば幸いです。
砂糖・オイル不使用です。
作る前の準備
- オーブンを175℃(350℉)に熱しておく
- 型に合わせてクッキングシートを敷く、またはオイルを塗って小麦粉を軽く振っておく
材料(18cmパウンド型 1本分)
- A 全粒粉*1 120g(1 US cup)
- A 押し麦(オーツ)60g(1/2 US cup)
- A 重曹(ベイキングソーダ)小さじ1
- A 塩 小さじ1/2
- B たまご 1個
- B メイプルシロップ*2 70g(大さじ4 または 1/4 US cup)
- B アップルソース*3 85g(大さじ4 または 1/4 US cup)
バナナブレッドの作り方
(洗い物を減らすべく、ボウル2個で作る手順です)
- 小さめのボウルにAの材料を全て入れ、泡立て器で混ぜる
- 大きめのボウルにBの材料を入れ、泡立て器で混ぜる
- BのボウルにAの材料を入れる
- 空になったAのボウルに皮を剥いたバナナを入れ、泡立て器で潰す
- ゴムベラに持ち替え、Bのボウルをざっくり混ぜる(粉っぽさが残っていても大丈夫)
- Bのボウルに潰したバナナとレーズンを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 用意した型に流し入れ、ゴムベラで表面を平らに整える
- 余熱したオーブンに入れ10分焼く
- 10分後一度取り出し、中央に濡れたナイフで縦に筋を入れる(5mmくらいの深さで十分)
- 再びオーブンに入れ、さらに30〜40分、中央に竹口を刺しても何も付かなくなるまで焼く
- 型から外し冷ます
- 冷めたら乾燥しないようにラップをするかビニール袋などに入れて保存する
追記コメント
- 1 US cup(アメリカ1カップ)= 240mlです。
- 焼きたてでなく、翌日の方がしっとり味が落ち着いて美味しいです。
- 大人用ならラム酒に漬け込んだレーズンでも美味しいです。
- クルミを入れたり、レーズンをチョコチップに代えても美味しいです。
さいごに
焼き時間は少しかかりますが、材料さえあればどんどん混ぜるだけ、簡単です。
ちなみに夫の感想は「これも美味しいけど、前の方が好き」とのことでした。
以前はメイプルシロップでなく砂糖、アップルソースでなくオイル、を使っていました。それでも一般的なバナナブレッドのレシピに比べ、砂糖・オイルは控えめだと思います。
アメリカ人の友人に「お母さんのより美味しい」と褒めてもらったこともありました。
バナナブレッド、混ぜるだけなので子供とも作りやすいと思います。
ただ、焼きたてより時間をおいてからの方が美味しいので、すぐに食べたい!というお子さんには難しいかもしれません。この理由から私は息子が寝てから夜に焼くことが多いです。
▽アップルソースのレシピはこちら。
最近は息子と一緒にパンプディングを作ることもあります。
▽こちらはさらに簡単です。
▽バナナを使うおやつはこちらも簡単。
ドライフルーツを選ぶ際は原材料名が果物のみのものが安心です。
▽日本でいつも購入していたレーズンがこちら。